解決力を磨くための事業計画のつくり方講座　事業報告

～課題設定や事業の組み立てから事業計画のつくりかたを学んで～

２０１８年２月８日(木)、HRCビルにて「解決力を磨くための事業計画のつくり方講座」を開催し、NPO・市民団体など7名の方が受講されました。

この事業は、人権に関わるコーディネーターの育成を目的として大阪府人権協会の自主事業として取り組んでいます。

講師の田村太郎さん(ダイバーシティ研究所)は、自身の体験から具体的な課題解決事例などをお話しされ、ワークを通して、事業計画のために必要なことについて学びました。

事業の手法で人権課題を解決するとは...

・これからの「地域課題」を考える視点を持つ

・課題と事業の組み立て方を設定する

・事業に必要な人材や資金について学ぶ

・事業計画のつくりかたを学ぶ

具体的にどのような視点で課題解決に向けて取り組んでいくのか事例を交えながら、お話を伺いました。

ワークでは、対象となる課題や目標となる状態をイメージすることで自身の考えを見つめ直し、事業に取り組む上で必要な人材や資源について考えてみるなど、参加者同士が意見を出し合いながら学習を進めるとともに交流を行いました。

そして、人権課題を解決するために取り組んでいくには、組織全体で必要な力を持つ人材を育てていくことが重要だということを述べられました。

受講者の感想　※一部抜粋

●１つ１つ目標を明確にゼロから作りたいと思いました。大変勉強になりました。

●具体的な事業案がある中での受講だったので更に身が入りました。

●事業計画の書き方を分かりやすく説明して頂けて大変勉強になりました。

●自分の課題と職場の課題が見えてきました。この内容を共有していこうと思っています。

●改めて事業計画の基本を学んで、現在企画している事業を成功させていきたい。

受講者の皆さまのおかげでスムーズに進行することができました。人権課題に対して様々な思いや解決するための目標を持って事業に取り組まれている、あるいは事業に取り組む準備されているところだと思います。この講座を通して、今後の取組みに活かしていただければ幸いです。またアットホームな雰囲気づくりにご協力いただき、ありがとうございました。

（事務局より）

－２０１８年度人権NPO協働助成金のご案内－

「人権ＮＰＯ協働助成金」を活用した事業企画を募集します。

この助成金は、人権に取り組むNPO等が「当事者のつながりづくり」「ユニークな啓発・広報活動」「持続可能な活動の仕組みづくり」などをテーマに、大阪府人権協会等と協働で取り組みながら、より効果的な問題解決につながることを応援するものです。

解決したい人権問題、取り組みたい課題、実現したいことなど、ぜひこの助成金をご活用いただき、ともに人権の取り組みを前進させましょう ！

詳しくは２０１８年度人権NPO協働助成金のご案内をご覧ください。