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   2020年度(令和2年度)介護相談員養成研修を実施しました

 介護相談員は特別養護老人ホーム等介護サービス提供の場を訪ね、サービスを利用する方々等のお話を伺い、相談に応じる等の活動を行なっています。利用者の疑問や不満、不安の解消を図るとともに、介護サービスがより良いものになるよう、サービスの質の向上をめざしています。

 大阪府内30市町に400人強の介護相談員が登録されていますが、新たに介護相談員として活動する方を対象に「介護相談員養成研修」を819日~1013日(6日間)に開催しました。

 今年度は新型コロナウイルス感染防止に取り組みながら実施をしました。

 初日は感染不安のためか受講者の方はやや緊張されていた様子ですが、徐々に受講者同士の会話も増え、良い雰囲気の中で学ぶことができました。

 本来は、介護サービスの現場(特別養護老人ホームやグループホーム、デイサービス等)を訪問し、フィールドワーク実習を行いますが、新型コロナウイルス感染の影響もあり、今年度は実習ではなく座学にて、施設の現状や地元の独自施策を学んだり、先輩からの体験談等の内容に変える場面も一部分ありましたが、相談現場の理解についても学びを深めました。

 大阪府内11市・34人の方に受講申し込みをいただき、33人の方が研修を修了されました。

 介護相談員受け入れ事業所からは、介護相談員が訪問することで身体拘束や虐待の未然防止、介護サービスの質の向上につながった事例が多く寄せられています。今年度の養成研修を修了されました方を含め、介護相談員が活躍されることを期待しています。



(感想)

・むずかしい事も多々あり、不安もあるが、利用者、施設に対して同じ目的を持つ一員として尊敬の念を持ち、思いやりの気持ちを大切に活動していきたいです。

・終ってみれば、アッという間で、とても楽しいものでした。特にグループワークで皆さんと話がはずんで別れがたいと思いました。こういう機会を与えて下さり、ありがとうございました。

・全体的にいろいろな方向からの勉強ができて新しい出会いもあり、参加できてよかったです。

・ハードな日々の研修が今日でやっと終わりホッとします。でも、今日で終わりではなく、今日からスタートの気持ちをもちたいです。



(研修の様子) 

感染対策で離れて座っていただいています。

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