人権NPO活動紹介⑱「みのおTAMASA１０月～１１月の取り組み報告」（箕面市学生活動連携会議(ＭＧＫ２４)）

★２０１９年度人権NPO協働助成金★

活動紹介⑱

日本語学習と教科補習を通じた双方向＆多様な学び支援事業

団体名／　箕面市学生活動連携会議(ＭＧＫ２４)

外国人市民にとって、あらゆる活動・学習の基盤である「日本語によるコミュニケーション」を取得する機会や、外国人児童・生徒の学びをサポートする機能が求められています。

日本語を学習する機会が整っていない箕面市西地域において、活動基盤を共創し、生活をサポートしていくための取り組みを進めます。

Ⅰ　１０月～１１月の活動について

日本語・日本文化の習得支援や子どもたちへの学習サポートがスタートして４カ月弱が経ちました。ゲスト学習者のニーズ（必要性）やウォンツ（欲求）はそれぞれであり、また日々の生活の中で日本語を理解しないことによって抱える不安や戸惑いも様々だといえます。

ゲスト学習者にとって、

・必要であるにも関わらず、できていないことは何なのか。

・何を求めて、みのおTAMASAに来られているのか。

・それらのニーズとりわけ１時間半へのウォンツを満たすために支援者がどう気付き、どう応えるのか。

みのおTAMASAに問われていることだと思っています。

１．異文化交流会の開催

月一回をめどに異文化交流会を開催しています。遠慮なく気軽に学習者とお話できることを狙いの一つとしています。

１０月３１日に参加者が楽しめるイベント「TAMASA Halloween」を実施しました

２．多民族フェスティバルへの参画

１１月８日に、多民族フェスティバル2019に実行委員会のメンバーとして参画し、TAMASA KITCHENを出店してきました。

多民族フェスティバルを楽しむのは勿論のことですが、以下の３点を目的にしています。

①みのおTAMASAの活動を広めることや、特に子育て世代の外国人市民の皆さんにアピールすること

②ゲスト学習者の自国の家庭の味、自慢の料理を紹介する

③あわよくば活動費の確保

①では、４組の子育て世代の外国人市民から問い合わせと参加の申し込みがありました。いずれも、「子ども連れで参加できますか？」とのことでしたので、大歓迎しました。また２人の日本人市民からボランティア参加の申し込みがありました。

②では、エスニック料理（サテ・サピ（インドネシアの牛串焼き）とスープ餃子（中国・肉団子入り）ともに大好評でした。渡航経験のある方から「現地で食べたサテより美味しい」とうれしい声をいただき、みのおTAMASAの活動や学習者の励みになりました。