人権NPO活動紹介⑩「みのおＴＡＭＡＳＡゲスト学習者とともに」（箕面市学生活動連携会議）

★２０１９年度人権NPO協働助成金★

活動紹介⑩

日本語学習と教科補習を通じた双方向＆多様な学び支援事業

団体名／箕面市学生活動連携会議(ＭＧＫ２４)

日本語・日本文化の習得、子どもたちへの学習サポートがスタート

外国人市民等にとって、あらゆる活動・学習の基盤である「日本語によるコミュニケーション」を取得する機会の提供や、外国人児童・生徒の学びをサポートする機能が求められています。

日本語学習機会の空白地帯である箕面市西地域における活動基盤を共創し、生活をサポートしていくための取り組みを進めます。

Ⅰ　６月の活動について

１．みのおＴＡＭＡＳＡ※運営スタッフを募集

５月に引き続き、みのおＴＡＭＡＳＡ運営スタッフを募集しました。現在までに２６人のエントリーがありました。

併せて、みのおＴＡＭＡＳＡの始動についてＳＮＳ上（ブログ、Fb、Twitter）及びチラシでＰＲしました。

ブログ：http://mgk24minohan.muragon.com/

facebook：https://www.facebook.com/MinohshiGakuseiKatudouRenkei24

Twitter：https://twitter.com/MGK24MINOHAN

２．活動理念を共有

スタッフを共生社会の一員としての共生力を高めるため、日本語指導・多文化共生ボランティア養成講座を開催し、みのおＴＡＭＡＳＡの活動理念を共有しました。

３．参加者（ゲスト学習者）の募集

６月末までに４人のエントリーがありました。

４．いよいよ開講

７月２５日（木）にいよいよみのおＴＡＭＡＳＡが開講しました。４人のゲスト学習者を日本語学習、日本の社会・文化の学習パートナーとして迎え入れました。学習者からこれから学習を進めていくために必要な情報を聞きながら、共に学習目標を考えました。一人ひとりのレベルに合わせた教材発掘の必要性を痛感しました。そこで、文化庁のホームページから日本語教材に関する情報などを収集し、みんなが閲覧・提供できるように工夫しました。

Ⅱ　今後の予定

誰もが自分らしく、未来に希望を持っていきいきと輝く場の共創に向けた取り組みを進めていきます。

１．みのおＴＡＭＡＳＡ参加者（学習者）を引き続き募集します。

２．みのおＴＡＭＡＳＡを通じて、以下の取り組みを進めます。

　①外国人市民の自立と共生の力を養う場で共に学ぶ

　・日本語学習、日本の社会・文化の学習パートナーを育成します。

　②外国人市民（児童・生徒）の学ぶ力・楽しさを培う

　・教科補習のパートナーを育成します。

　③外国人市民の母語や母文化が尊重される場を共創する

　・多様な考え・価値観にふれ、自らの考え・価値観を広げ、深めます。

　④日本社会側が、多様な言語と多様な文化にふれ、相互理解を深め、共生社会の一員として共生の力を高めます。

Ⅲ　気づきや喜び、見えてきた課題など