人権NPO活動紹介⑫「シングルマザーのつながるネットまえむきIPPO交流会＆「IPPOさん福袋」作成日」（シングルマザーのつながるネットまえむきIPPO）

★２０１８年度人権NPO協働助成金★

活動紹介⑫

プレシングルマザーがまえむきに未来を見られるグッズづくりと支援者啓発事業

団体名／シングルマザーのつながるネットまえむきIPPO

シングルマザーのつながるネットまえむきIPPO

交流会＆「IPPOさん福袋」作成日

「ＩＰＰＯさん福袋」の中身がすべてそろい、いよいよグッズのセッティング作業に入る。ただ作業だけするのではつまらないので、ネットワーク団体に呼び掛けて、いっしょに作業する人を募った。結局、ネットワーク団体からはどなたも参加されなかったが、第1回の学習会に講師できてくださった藤原千沙さんが、偶然この日に大阪に来られると連絡をくださったので作業のことを伝えたところ、参加してくださった。また、学習会や無料相談会にお手伝いに来てくださった人も来てくださった。

石けんやバスボール、紙ものなど、重量のあるものがそれぞれ200個あり、どのようにして会場まで運べばいいか途方に暮れていたら、近所の友人が車を出して運んでくれた。ＨＲＣビルでは台車も借り、いろいろな人の善意で作業までこぎつけた。

15枚の情報カードを小袋にセットし、石けん、バスボール、ミニタオル、ネイルシール、エンパワメントサポートブック、そしてメッセージカードと説明文を袋にセッティングしてできあがり。

使い方用紙とアンケートをクリップで綴じ、これを郵送するためのレターパックに詰める。できあがりは200個だが、段ボール箱に詰めてもけっこうな量になった。

レターパックの発送分は20個ほどだが、さて、これをどのようにして郵便局まで持っていくか。また、残りを詰めた段ボール箱はなんとか3個になったが、これをどうするか。思案......。段ボール箱は宅配業者から自宅に送った。レターパックはタクシーにお願いしたところ快諾。発送ができた。

セッティングまでは考えていたが、その後どうするかまで考えが至らず、冷や汗ものだった。でも、何とかみんなの知恵を駆使して無事この日の作業は終了。あとは、まだたっぷり残っている福袋が、どのくらい求められるか、またお送りした分がどのくらい実際に使われるか、そしてアンケートがどのくらい戻って来るか、ドキドキである。

その数日後、偶然、お渡ししたある団体の人がこれからシングルマザーになる人に手渡す場面に遭遇した。支援者の方が一生懸命メッセージカードを書いてくださり、それを入れた「ＩＰＰＯさん福袋」を渡す。渡された方は、何かよくわからないようでポカーンとされていたが、きっとあとでゆっくり見て、役立ててくださるだろう。こちらもすごくうれしい気持ちになった。この「ＩＰＰＯさん福袋」が、多くのプレシングルマザーの手に渡り、役立ててくださったらうれしいな。

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