事業計画のつくり方講座　事業報告

事業計画づくりは、課題の絞り込みと状態目標をしっかりと・・・

２０１５年１月３１日（土）、ＨＲＣビルにて「解決力を磨くための事業計画のつくり方」講座を開催しました。

この講座は、人権に関わるコーディネーターの育成を目的に、当人権協会の自主事業で取り組んでいます。

今年度の講座では、NPO・市民団体、行政など６人の方が受講していただきました。

講師の（一財）ダイバーシティ研究所の田村太郎さんは、これまでの田村さんの体験、具体的な事例を通して事業を成功させるためのポイントを紹介し、「課題設定や解決策の考え方」「事業に必要な人材と資金」「事業計画のつくり方」の３つのＳＴＥＰで、参加者どうしが交流しながら演習を行いました。

事業計画づくりの基本的構成として、①「対象となる課題」の絞り込み、②「目標とする状態」を明確化、③そのためにどんな事業内容にするのかを考えるが大切と話します。

そして、事業計画は支援者側から考えるだけでなく、当事者からデザインすることの大切さを話しされました。

受講者の感想

★日々の業務の中で活かして行きたいです！★次回から田村さんが助成申請書類を読むと想像しながら書いていけるようもう少しがんばります。★「なるほど」という言葉がたくさんあり、安定的に提供できるサービス、継続的に改善する、調査の必要性、ないものをある状態にする、など考える観点を教わり、大変参考になりました。★日頃の仕事でも今日の講義のポイントを応用して効果の高い仕事ができるよう、今後に活かしたいと思いました。★事業を成功させるためのポイントをわかりやすく説明いただき、自分が担当している事業の改善点が見えてきました。★対象者に届く、事業企画をめざし試行を続けていきたいです。

受講者のみなさま　お疲れ様でした。　

講座運営では、みなさまにアットホームな雰囲気をつくっていただきましてありがとうございました。

この講座を通して今後に取り組みに活かしていただけれ幸いです。（担当：事務局より）

人権に取り組むNPOを応援する人権NPO協働助成金（http://www.jinken-osaka.jp/2014/12/_1_72.html）の交付申込書の中に、上記の事業計画づくりの基本的な構成を反映しております。応募される方はおさえておいてください。