講座・イベント案内


人権
NPO
協働助成事業

~ とりくみ ほうこく 9~10月編



この人権NPO協働助成金は、人権に取り組むNPO・市民団体がチャレンジする事業企画を応援するために、今年度から当人権協会の独自事業として取り組んでいます。

4つの事業企画に助成をしながら、協働して取り組みます。

人権問題の解決に取り組む 4つの活動のプロセス」を適時報告していきます。



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アルビノ・ドーナツの会

http://albino-doughnuts.jimdo.com/

画名

アルビノ甲子園

「千里の道」の歩みの途中報告

アルビノ甲子園報告.png



9月27日(土)の『人権NPO協働助成 中間報告交流会』に向けての発表資料を作成する。


資料を作成するにあたり、どのようにアピールすれば効果的か、大阪府人権協会と打ち合わせをしながら進めた。


打ち合わせの結果、発表時に主体となるパワーポイントを「アルビノ甲子園」第一回目の開催に至るまでを時系列に整理して、伝わりやすいようにストーリー仕立てに組み立てる。 


パワーポイントの肝となる、「アルビノ甲子園」の中間交流会で参加者さんから得た「アルビノあるある」のメモ書きを改めて文字起こしする。(これは後に参加者さんにフィードバックする予定) 


当日、中間報告交流会で報告をし審査員の方から助言をいただき、他の助成団体と交流をはかり、情報交換をする。 


また、「アルビノ甲子園 第2回」開催に向けて、大阪府人権協会と日程の打ち合わせや開催内容の検討、それに伴うゲストスピーカーのピックアップを行った。


開催場所となる施と予約・調整を行った。 


「アルビノ甲子園」のグループLINEでの情報交換は引き続き行っており、主に参加者さんのバイトの情報などの話題が上がっている。


なお、参加者さんの中でLINEに入っていない人の連絡先などを「繋がりたい」ということで、他の参加者さんが知りたいという要望があり、保護者の方と連絡を取ったのだが、「まだ年少である」ということもあり、インターネット等の環境が無いという報告を受けた。 


「LINE」に参加できない参加者さんについては今後の課題だと思う。






「第2弾に向けて~千里の道は続く~」

アルビノ甲子園1回.png



「アルビノ甲子園第2弾」に向けて、打ち合わせと調整が続いた。


大阪府人権協会と、第2弾の企画内容・ゲストスピーカーなどについて打ち合わせをし、次回は、アルビノ学生さんにただ参加してもらうだけでなく、前回開催の時に「スタッフとして参加してみたい」という希望があったので、補助的に参加してもらってはどうかという意見が出た。


それに伴い、希望してくれた学生参加者さんとミーティングを行った。その際、積極的に「企画案」を提案してくださり、大阪府人権協会とも協議の結果、その企画案を取り入れて準備を進めていくこととなった。


第2弾では、成人したアルビノ当事者にゲストスピーカーとしてお越しいただくので、2月開催で出演が可能かどうかの調整を行った。


また、開催場所の確保として施設の予約と開催時に必要な備品の確認を行った。遅くなったのだが、アルビノ・ドーナツの会公式ホームページに「アルビノ甲子園第1弾」の開催の様子のレポート(http://albino-doughnuts.jimdo.com/)を掲載した。





在日コリアン青年連合(KEY

http://www.key-j.org/harehoko/

企画名

日コリアン青年のための疎外・差別相談

『KEY大阪「レイシズムに立ち向かう」KEY-s学習会を通じて』



KEY.png

相談事業を進める中で、やはり比較的多い相談案件は、ヘイトスピーチ・レイシズム関連。


わたしたちは、相談者たちを受け止める姿勢を改めて自問する機会を兼ねて学習会を開催した。


この夏に発表したアンケート結果で、ヘイトスピーチを経験した人の約8割が、傷ついていたにも関わらず、「特に変化が無かった」、「何もしなかった」と答えている。


自分は日本人ではなく、差別される対象であると自覚し、いつの間にか差別されることが当然なこととして受け入れられているという意見、さらに、ヘイトスピーチに反論するためには歴史の知識が必要で、ちゃんと歴史を学ぼうと思ったという回答の多さには同意できるといった意見が出た。


一方で、ヘイトスピーチに対して自分が攻撃されているようなリアルさが無い、ヘイトスピーチに憤る当事者を見て、そうなれない自分がいる、その人にどう言葉をかければよいのか、その人の気持ちをもっと知りたいと思うようになった。


コミュニティーに入り、その場に集う人たちと話をすることで自分の考えを整理できた、話を相手に伝えることで、同じ悩みを持つ在日コリアン青年のためになるということが実感できるという体験を語る参加者もいる


学習会の最後、今後のKEY-s活動において、どういった層に力点を置き、何を課題に運動・学習を進めていくかの話に及びました。

 


KEYでは、在日コリアン青年たちが抱える悩みを安心して話せる場所づくりを目指す。


日常のコミュニティ活動に参加できない人がいても、このKEY-sなどの活動空間を通して、一人でも多くの悩みやモヤモヤを受け止め、解決方法を一緒に探す発信体として、これからも活動を盛り上げていきたい。






Q W R C

http://qwrc.jimdo.com/

企画名

出前講座「自分のセクシュアリティを考えよう。そしてセクシュアルマイノリティについて学ぼう」
「在日コリアン青年連合(KEYへの出前講座の実施」

QWRCKEY講座20141025 061.JPG


10月25日(土)KEYで出張講座を実施しました。
13人参加。
プログラム:
1.講座の趣旨説明。
2.「見えない「ものさし」」を使ったワーク。
3.「4つの指標」を使って、各々自分のセクシュアリティを、考える個人ワーク。
4.全員から「在日コリアン」「セクシュアルマイノリティ」の困難・特徴を出して貰って、分かち合う全体ワーク。
5.感想の分かち合い。

とても盛り上がり、予定を延長して3時間の講座になりました。




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  これまでの人権NPO協働助成事業のとりくみ

 

①2014年度「人権NPO協働助成金」のご案内

http://www.jinken-osaka.jp/2014/02/_1_42.html

②人権NPO協働助成金の助成事業が決定。

http://www.jinken-osaka.jp/2014/03/_1_49.html

③人権NPO協働助成事業説明会&ワークショップ。

http://www.jinken-osaka.jp/2014/04/_npo_1.html

④とりくみほうこく5月編① 

http://www.jinken-osaka.jp/2014/06/_1_55.html

⑤とりくみほうこく5月編② 

http://www.jinken-osaka.jp/2014/06/npo_1_3.html

⑥とりくみほうこく6月編① 

 (http://www.jinken-osaka.jp/2014/07/npo_1_4.html

⑦とりくみほうこく6月編②

 (http://www.jinken-osaka.jp/2014/07/_npo_1_2.html

⑧とりくみほうこく7月編①

 (http://www.jinken-osaka.jp/2014/08/_npo_1_1.html

⑨とりくみほうこく7・8月編

 (http://www.jinken-osaka.jp/2014/10/_npo_1_1_1.html

⑩とりくみほうこく8月編

 (http://www.jinken-osaka.jp/2014/10/_npo_1_3.html

⑪中間報告交流会

 (http://www.jinken-osaka.jp/2014/10/_npo_1_4.html

今後も人権NPOを応援する事業を検討し、より充実した内容へと発展させてまいりたいと思います。

皆さんのあたたかいご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

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