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 本『自殺と人権』

   

自殺問題自体が人権問題であり、様々な

   人権問題が関係していることを考えるために、

  『自殺と人権』の本を作成しました。

      5つの分野の方々インタビューを掲載して

     います。

  

 

 

 

 

 

① 社会的養護で育った人たちが「生まれてきてよかった」と思えるために

対談 長瀬正子さん

家庭での様々な問題から児童養護施設に入った経験者は、生まれてよかったと思えない気持ちが根底にあり、自殺へのハードルが低くなりやすいこと。

  

 セクシュアルマイノリティ(LGBT)当事者は、なぜ自殺リスクが高いのか

 対談 堀川歩さん

セクシュアルマイノリティが、自分の性や性的 指向等を家族などにも打ち明けられず、自分の居場所を失ったりして、自殺を考ええる人が6割を数えていること。

 

③ 釜ヶ崎から考える、自殺者を生み出さない社会とは 

対談 山田實さん

社会からはじき出されて釜ヶ崎に来るようになり、もう死んでもいいんだと思うようになっていかれる現実。

 

④ HIV感染者の自殺を予防するためにできること

 座談会 HIVと人権・情報センター皆さん

 AIDS等への理解不足や当事者へのサポートが少ない中で自殺につながる相談があること。 

 

 

⑤ 自死者を減らし、自死遺族の苦しみを救う「生きやすい社会づくり」とは

インタビュー 清水新二さん

自死遺族が自殺のことを誰にも言えず、社会が自殺を受け入れない問題を指摘していただきました。

 

 

 

 これらのインタビューから、自殺が当事者個人の問題ではなく、社会の意識や仕組みが生み出している問題であることがわかります。そして、自殺をなくすためには、誰もが生きやすい社会をつくることが必要であり、それは人権が守られた社会であることが語られています。

この冊子をお読みいただき、自殺が社会の問題であり、私たちの社会が取り組んでいかければならない人権の問題であることを、ともに考えていきたいと思います。

(発刊にあたってより抜粋)

 

 

 

 

  「自殺と人権」が必要な方は

 電話 06-6581-8613

または メール info@jinken-osaka.jp  にて 

 

「『自殺と人権』の本希望」 とお伝えください。

 着払いにて郵送させていただきます。(本は無料です。)