こんな支援があったらいいな!!
~児童養護施設や里親で育った子どもたちの声から
支援について考える学習会
お金に関する何でも無料相談会~
3月は別れと出会いの季節。施設や里親家庭を離れての一人暮らし、保護者との暮らしが始まったり、就職や進学といった新しい生活に期待や夢をもちつつ、不安も大きな時期だと思います。
そんなこの時期に、児童養護施設や里親といった社会的養護の元から離れどう生きていくのか。 これまで、そしてこれからどのような助けがあれば日々や将来が暮らしやすくなるのかを考えていきたいと思います。
その手がかりとして社会的養護経験者の声を聴き、必要な支援について考える学習会と、お金に関する何でも無料相談会を開きます。皆さまのご参加をお待ちしています。
1、対象
①いま施設や里親家庭にいる子や、社会的養護を離れた若者
②社会的養護の問題に取り組んでいる、また関心のある方
③行政(学校含む)職員や相談業務に携わっている方
2、日時 2012年3月25日(日)13時30分~17時
3、会場 HRCビル5Fホール
(大阪市港区波除4-1-37 最寄り駅:JR・地下鉄「弁天町」駅)
4、定員 30人程度(先着)
5、参加費・資料代 1,000円
6、内容と講師
13:30~15:10
第1部「育ち、生きていくために必要な“支援”について考えよう」
パネルディスカッション
パネラー ●児童養護施設経験者 20代男性、10代女性、●里親家庭経験者 20代男性
コーディネーター 新井智愛さん(CVV副代表)
アドバイザー 内田龍史さん(尚絅学院大学)
15:25~17:00
第2部「仕事 自立 未来を考える」
■社会的養護経験者など社会的マイノリティの当事者からのメッセージ
徳廣潤一さん(社会的養護経験者として、CVV代表)
生い立ちや社会的立場についてどう考え向き合ってきたかを含め、セッション2の趣旨を伝えます。
■回転インタビュー
さまざまな仕事や人生を歩んでいる社会的養護当事者が、皆さんから出していただいた質問に答えていきます。1人の人に話を聞ける時間を短時間で、それを繰り返してたくさんの人に出会っていただきます。
●ファシリテーター:大谷眞砂子さん(じんけん楽習塾、VAW研究会)
●お話をしてくれる人
20代の児童養護施設経験者たちで、工場勤務、相談職、内装業、大学生 他の若者がインタビューに答えます。
13:30~16:40
お金に関する何でも無料相談会(学習会と同じ会場で開催)
「一人暮らし、生きていくために必要なノウハウを学ぼう」
施設や里親家庭を出て生活していく中では、お金にまつわること、手続き的なことなどたくさんの「?」に遭遇します。年金、社会保険、失業保険など、借金や保証人、多重債務などお金のこと、一人暮らしをするとどれぐらいのお金が必要なのか、社会でのさまざまな手続きやお金のやりくりなど、お金にまつわることは生きて行く中で直結する課題です。このような悩みをお金にまつわる人生設計のプロが相談に応じます。 ちょっとした疑問など、気軽に相談してみてください。
*今回の相談会は、社会的養護経験者だけに限らず社会的に困難を抱える方を対象としています。上記のような困り事を抱えている方は、ぜひご相談ください。
●相談員:松井一恵さん(社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー)
お金や手続きに関する相談や各種セミナーの講師や、中学校における金銭教育の実践などの経験を持つ。相談者の側にたち、親身に相談にのっていただけます。
●アシスタント CVVスタッフ
相談1人30分程度、先着5人程度。できるだけ事前予約をお願いします。
■主催 ●CVV(Children’s Views and Voices)●財団法人大阪府人権協会
■問い合わせ先 財団法人大阪府人権協会
〒552-0001 大阪市港区波除4-1-37 HRCビル8階
TEL.06-6581-8613 FAX.06-6581-8614 E-Mail:info@jinken-osaka.jp
URL http://www.jinken-osaka.jp/
■申込について 学習会・相談会申込書.doc
必要事項を記入し、大阪府人権協会へお申込みください。